雀魂 : 思い出の一局②メンタンピン三色

青雀アオガラです。

今回も思い出の一局を見ていきたいと思います。

 

今回は第2回ですが、突然の最終回です。保存した試合はたくさんあるので、もっとたくさん記事を書くつもりではあったのですが、どうも運だけの染めが多すぎたので振り返るまでもないかな、と思ってしまいました。(今回の一局も運だろ!と言われてしまえばそれまでなのですが

 

 

それでは見ていきます。

金の間東風戦です。雀豪に昇段する2日前の試合だったため、麻雀の意識すべきことがわかってきた頃の試合です。

 

 東1局で満貫を上家から上がり、親で迎えた東2局の場面です。面子と四連形があり、手は悪くありません。これならメンゼンで上がれそうです。とりあえず、孤立19牌の9マンを切ります。 3巡目に字牌が対子になりました。早くもイーシャンテンです。発を鳴いてドラの5ピンをくっつけて2翻で上がるのもありかな、と思っています(配牌が良かっただけにちょっと勿体無いですが)。 5巡目に1マンをツモってきました。僕は基本的には「序盤の中張牌の対子は雀頭候補と見なさない」ため、3ピンを切りました。 7巡目です。この局最大の山場でした。前までの自分なら1マン2マンと切って三色に向かっていましたが、「この手なら発対子を落としてセレブに行こう!2マン、5マンが重なれば雀頭も完成してタンヤオもつくな」と思い、発を落とします。

正直安く流そうと思っているであろう上家の役牌が見えている中で、一瞬でこの判断ができたのは年末からの勉強の成果かもな、と思います。 その2巡後に2マンをツモってきました。狙い通り!ここからテンションMAXでした笑

 12巡目に赤5ピンをツモってきて、2-5-8ピンの三面張リーチ!

安めは2ピンで5翻(ほんと2ピン当たらなくて良かった)、高めは8ピンで7翻(残り1枚です)、ドラの5ピンで8翻です。8ピンでも、ツモか一発か裏ドラで親倍になるので、どうにか倍満になってくれ、という思いでした。 そうしたら次の巡目に赤5マンをツモってきてがっかり僕の親倍が

 半ばうなだれていた残り12巡というところで対面から出たドラの5ピンをロン! 確認したところ、対面は赤ドラありの清一色をテンパイしていました。対面さんこれは可哀想。(雀魂ではこういう場面でドラを押すと、放銃することが多いです)

 勉強の成果も生かしつつ、運を味方につけなんとか親倍を和了することができた一局でした。

試合はこのリードを守り抜き1位で終えることができました。

この勝利でポイントは1352→1446+94)となり、原点の1000から伸び悩んでいたのでありがたい勝利でした。さらにここから2日間19試合4着なしで2000までポイントを上げ雀豪に昇段したことを考えると(!)、この一局は雀魂の神様が振り向いてくれるきっかけを作ってくれたのかもしれないと勝手に思っています

結局タンヤオがつかなければ8翻には届かなかったので、良い判断ができたなと思っています。

 

こういう経験があると牌操作はある程度あったほうが初心者は楽しめるので、一概にも牌操作が無い方がいいとは言えないような気がしたり。(2回目)

ということで、第2回はメンタンピン三色でした。

これで3つの記事に渡って書いたブログも一旦休止です。ご覧いただきありがとうございました。

 

 

雀魂 : 思い出の一局①清一色

青雀アオガラです。

数日前に雀豪に昇段し、すっかり満足してしまっています笑

ということで、これから思い出の一局を見ていきたいと思います。今回は第1回です。

 

 

銅の間東風戦です。雀魂を始めてちょうど1ヶ月たった日の対局でした。

 

 1.2局で上がれず3着で東3局を迎えた場面です。索子以外がバラバラで、染めに向かえそうな手です。ドラも6ソーですし、とりあえず索子を受け入れて悪いことはなさそうです。 そう思っていたら第一ツモが4ソーで、もしかしたら噂に聞く唯一の6翻役「清一色」に行けるんじゃないか?と思いはじめます。 なんと河の1段目が終わることには中を残して染まり切っているではありませんか!(しかもドラが2つもあります)だんだん心拍数が上がっていきます。 11巡目でテンパイ! 巡目も早いので即リーチです(1ソーとドラのシャンポンなのでリャンメン変化も考えにくいですしここは即リーチで正解でした)。 リーチを仕掛けた上家が1ソーを捨ててロン上がりできました!

初の清一色和了でした。やっぱり嬉しかったですね。(近くでつけていたテレビでスピッツが美しい鰭を歌っていたのを今でも覚えています笑)

残りの局もリードを守りきり、この試合は1位で終えることができました。

 

こういう経験があると牌操作はある程度あったほうが初心者は楽しめるので、一概にも牌操作が無い方がいいとは言えないような気がしたり

ということで、第1回はメンチンでした。

2回でお会いしましょう、それでは。

 

雀魂 : 雀傑で沼っているあなたに(僕が意識していた5つのこと)

はじめに

はじめまして『青雀アオガラ』です。

初心者から9ヶ月半雀魂をやって、先日やっと雀豪に昇段した者です。

正直、めっちゃ長かったです。

でも、日々成長を感じられて比較的楽しく遊べたと思います。

 

さて、雀傑〜魂天の雀魂ユーザーの約8割が雀傑にいるということをご存知でしょうか。

雀豪というのは、初心者にとってはまあまあ高い壁ではあるんですね。

そんな雀傑13で昇段、降段を繰り返している方の中には

 

・ブログやYouTubeにコツがたくさん載っているけれど多すぎる

・どの程度まで理論を理解していれば雀豪に行けるのかわからない

・自分では精一杯やってるつもり

 

という方は多いと思います。(過去の自分もそうでした

そんな方のためにこの記事を書き始めました。

実際に僕が意識していたことをまとめたので参考にしてみてください。

(最後には、僕の「雀豪昇段までの流れ」と「雀魂の牌操作」を載せてあります)

では、早速見ていきましょう。

 

意識していたこと

では、実際に考えていたことを5つ書いていきます。

7つの原則

(1)序盤はなるべく字牌を残す
(2)雀頭候補は常に2つ持っておく
(3)序盤の動き方
(4)常に5ブロック作るようにする
(5)瞬間的な裏目を少なくする
(6)弱いブロックはフォローする
(7)スリムに打つ

②牌の切り順

③強いイーシャンテン

④良いリーチと鳴く条件

ベタオリ

 

7つの原則

 

まず下の7つの原則に則って手を作っていきます。

 

1)序盤はなるべく字牌を残す

 

字牌の対子は、想像以上に強いということを知っておきましょう。

その理由として、

・ほぼ雀頭になるため、手組みの際に数牌で雀頭候補を作る必要がない

・安全牌になることが多いため、ベタオリしやすくなる

・役牌ならば、鳴いて安くあがることもできる

ことがあります。

目安としては3巡目に字牌3つ持っていると良いです。

そのため12巡は「孤立19牌」や「同色の5がある時の28牌」を切りましょう。

 

2雀頭候補は常に2つ持っておく

 

麻雀を始めたての頃は雀頭を常に意識して打ちますが、長く打っていると「どうせ後でツモって来るでしょ」と序盤にもかかわらず雀頭を固定しがちです。その結果、終盤にその雀頭刻子になり、シャンテン数を下げざる負えなくなることがあります。そのため、最初から雀頭候補を2つ作っておくことで、どちらかが面子になっても対応できるようにします。

雀頭候補とは以下の8種類のことです。

 

3)序盤の動き方

 

序盤は特に下の2つのことを意識して打ちます。

3~7牌対子を雀頭候補と見なさずに片方を切って孤立牌にする

序盤に3〜7牌を雀頭に固定してしまうと中盤からの手牌の作り方が制限されてしまいます。迷うくらいなら、思い切って最初から中張牌の対子は捨てようと思っていた方が良い結果に繋がりやすくなります。

・フリテンは維持する(79から9を切ったら、次のターンで8をツモってきた時など)

再び捨てた牌をツモってきて維持したリャンメンが面子になる可能性があるからです。

 

4)常に5ブロック作るようにする

 

いわゆる5ブロック理論のことです。四連形、中膨れ、複合リャンメンは1ブロックとして数える点は注意です。

 

5)瞬間的な裏目を少なくする

 

簡単なことですが、多くのことを学ぶに連れて見落としがちになってしまうことです。

例えば下のような時は4ソーを切ると裏目になる牌がないため、4ソーを切ります。

 

6)弱いブロックはフォローする

 

例えば下のような時はペンチャンの方がリャンメンより弱い形なので、3マンを切ります。

このページで詳しく解説されていますhttps://baku8989.com/mahjong-basic-5blocktheory

 

7)スリムに打つ

 

追っかけリーチをした際に出した宣言牌で放銃した経験はないでしょうか。場合によっては、受けを狭めても安全牌を1枚抱えてテンパイを迎えることは有効になります。例えば下のような時は4マンを切って西を抱えるようにします。

 

 

②牌の切り順

 

大まかな牌の切り順として「ペンチャンカンチャンリャンメン」または「19→28→37牌」の順に切っていくことはご存知だと思いますが、より細かな切り順を書いていきます(あくまで目安です)。さまざまな形が出てきますがそれぞれの形への理解を深めることも大切なことになります。

なお、優先して切るべき場合がある時は「条件」として書きました。

 

1)孤立19

 

2)ペンチャン

条件 : 12 45の時は二度受けになるので外す

条件 : 孤立37牌を1ブロックとして数えた時に5ブロックオーバーの場合は外す

 

3)孤立28

 長所 : 強いリャンメン待ち(14 69待ち)、雀頭候補になる可能性がある

 短所 : ペンチャンになる可能性がある

条件 : 同色5がある場合、孤立37牌がある場合、雀頭候補が2つある場合は外す

 

4)リャンメンカンチャン 245

 長所 : 四連形になる可能性がある

 短所 : 二度受けになる可能性がある(例えば2451をツモってきた場合)

 

5)カンチャン

 

6)孤立37

 

7)面子×2になる可能性があるもの

8面子 リャンメン 複合リャンメン

 

余程のことがない限り(5)〜(8)を(1)〜(4)よりも先に切らないということだけは意識しておくと良いです。

 

 

③強いイーシャンテン

 

イーシャンテンピーク理論、3対子最弱理論を聞いたことがないでしょうか?また、何切る問題で結構迷うことが多くないでしょうか?

それらの悩みは、4つの強いイーシャンテンの形を覚えることによってほとんど気にならなくなります。特にリャンシャンテンやサンシャンテンでは強いイーシャンテンの形を意識しましょう。

 

 

④良いリーチと鳴く条件

 

リーチ判断は状況や打点によって変わりますが、待ちの形によっても決まることを書いておきます。下の場合は良い待ちなので即リーチをしても構わないでしょう。

 

1字牌・ドラ・19牌のシャンポンリーチ21469リャンメン待ち カン28待ち

 

鳴きは手を早める利点もありますが、役の数が少なくなってしまったり、守りが薄くなってしまう欠点もあります。そのため以下の3つの鳴く条件を決めました。条件が2つ以上満たされる場合は積極的に鳴くこととします。

 

1)カンチャン

2)形式テンパイ

3)役確定(三色・役牌・断么など)

 

 

ベタオリ

 

基本的にこれはご存じかと思います。しかし、下のように3つのステップに分けて降りられているのかは正直怪しいのではないでしょうか。

つまり、ベタオリする際に(2)の枚数・手順の考慮なしに(3)の筋だけを根拠として牌を切るのは少し危険であるということです。

 

1)安全度ほぼ100%

 

2)枚数・手順の考慮

 

説明が難しいので、平澤元気先生の動画の紹介で省略します。この3動画が理解できれば基本的には大丈夫だと思います。

  https://youtu.be/s0ZdN9Vp9zE?si=lsKOF5Nt9Wlhg_hx

  https://youtu.be/NL_muyn_T5Y?si=EPdFHuz0-UJoMBSZ

  https://youtu.be/0jKqVG73NQk?si=p2CxIFiCqkD7SufY

 

3)筋

 

これも上と同様、わかりやすいブログの紹介に留めます。片筋が最弱ということが一番大切なポイントです。

  https://www.bodoge-intl.com/majan/suji_def/

 

※金の間では押し引きはほぼ意識せず、「他家からリーチが来れば(他家が鳴いていた場合は毎巡ツモ切りし始めれば)降りる」ことを徹底すれば基本的には大丈夫です。

しかし、場合によっては押す場面もあります。例えば、東3局北家で3位(4位とは1000点差)の時は、ここで上がらないとオーラスで4位の押し付けあいが起こるため、多少危険牌でも押すべきです。

 

今回書いたことの多くは

・平澤元気麻雀chYouTube

・土田プロ麻雀のすべて http://mjall.jp/

・千羽黒乃:Senba ChannelYouTube

・見るだけで勝てる!ゆうせーの麻雀講義チャンネル(YouTube

から取っています。

 

雀豪昇段までの流れ

最後に

雀魂牌譜屋https://ako.sapk.ch/

雀魂段位戦ポイント推移グラフ作成ツールhttps://colab.research.google.com/drive/1puwnp-_k3aHV8trHYInX9HGsBgnJ-hYY?usp=sharing#scrollTo=zG6OKeKy0U3r

を使って雀傑での成績を振り返ってみます。

 

僕は雀傑に上がってから8ヶ月半495戦で雀豪に行けました(雀傑にはちょうど1ヶ月196戦でたどり着きました)。途中沼りに沼りまくったため、すごい試合数になってます

沼った原因としては、上の初心者なら覚えておかなければならない事柄を部分的にしか覚えていなかったからだと考えています(大学の休み時間や朝寝起きでベッドの中で打つことが多く、いまいち集中できてなかったのも原因の一端ではあります…)。

ちなみに半荘戦に行くとなぜか理不尽な展開が続いたため、ほぼ東風戦しかしてません。

ポイントの推移は下のようになっています。

赤線を引いてあるところで、どうせ時間を費やすんだったらもっと真剣にやろうと思い、色々な動画やブログを見直し始めました。ちょうど雀荘に行き始めた時期でした。それから今回のブログに書いたことを意識して打っていました。

真剣にやり始める前と後の成績です。同じ試合数で比べてみると和了率 放銃率 1・4位率 が大幅に改善しました。

 

 

雀魂の牌操作

雀荘に行って実際にリアルな麻雀を打って思ったのは、ネット麻雀には牌操作が必ずあるということです。

マルジャンの開発者の方もブログでこう述べていますhttps://www.maru-jan.com/content/developer/column_03.html

しかし、課金者など特定の人を勝たせるようにはなっていません。あくまで、よりゲームの展開をスリリングにするための工夫に留まっていると感じています。

雀魂の牌操作で特徴的なのは以下の3つです。

 

1位になる人が予め決まっていることが多い(4位になる人は意図的には決まっていないのでこうなったらなんとか4位にならないように守りに徹する必要があります)

・他家のリーチ後に当たり牌を引いてくることが多い(まるで罠。雀魂の一番理不尽なところです)

・高打点になりやすい(倍満が高頻度で出るので諦めずに打つことが大切です)

 

この3つは必ず念頭に置いてゲームをしていました。

 

最後に

ここまでお読みいただきありがとうございました。あなたが雀豪に行く上での一つの力になれたらと思い、自分が意識していたことを並べてみました。

それでは、玉の間でお会いしましょう。